CAの訓練研修ではどんなことをする?外資系客室乗務員

こんにちは!

私は現在ベトナムで客室乗務員をしています。

CAとして内定はもらったものの入社後の研修って何をするのかよく分からないですよね。

過酷な訓練があるとは聞いているものの具体的にどのような内容なのか。

今回は私が外資系CAの訓練ではどんなことをするのか紹介したいと思います。

この記事を読んでわかること
・訓練の内容
・訓練において必要なスキル
・入社前に準備すべきこと

 

CAはどのような訓練を受ける?

私が勤務する航空会社の場合、訓練内容は以下の通りでした。

・グルーミング
・英語発音
応急処置
・安全保安関連
・サービス関連
・OJT
一つずつ紹介していきます!

グルーミング

グルーミングとは身だしなみのことです。

髪型はこのパターンの中のものじゃないといけないだとか、メイクはこうあるべきだとか、指輪は一個までだとか、秒針つきの腕時計をしないといけないだとか挙げたらきりがありませんがこういったことを学びます。

男性は髪も短くしとけば問題ないですし、化粧もしないので女性に比べてかなり楽でした。

女性は髪はこうしろメイクはああしろと色々な支持を受けるので大変だと思います。

接客業なのでこの辺りはしっかりならなければいけませんね。

定期的に抜き打ちグルーミングチェックが実施され、怖い顔した教官にこっぴどくダメだしされて改善が見られなかった場合は反省文を書かされたりとなかなか厄介でした。

 

英語の発音矯正

機内アナウンスの朗読を一人ずつして先生が発音を矯正してくれます。

私のクラスは日本人とベトナム人がいましたが、英語を話すときにベトナム語の癖がついてしまっていたため、ほとんどのベトナム人訓練生が発音の試験で落とされてしまっていました。

日本人は割と英語が得意な人たちが集まていたのでほとんどが一発合格しました。

みんなノンネイティブなのでそこまで高いレベルは求められてないように思いました。

この科目は一日のみで終わりました。

 

応急処置

これはファーストエイド(First Aid)といって、機内に急病人が出た場合CAが応急処置を行うためそれに関して勉強する科目です。

講義内容は幼児、子ども、大人の1分間での呼吸回数、心拍数など基本的な知識を習得し、救急蘇生法(心臓マッサージや人工呼吸など)を人体模型を使って練習します。

また機内で起こりうる低酸素症、失神などを始めとする様々な病気について症状、対処法を学びます。

看護師のご経験がある方などはアドバンテージかもしれませんね。

今まで触れたことのない難しい専門用語がたくさん出てきますし、外資系航空会社の場合これらをすべて英語で覚えなければならないのでかなり苦労しました。

 

安全保安関連

この科目が訓練の中で一番大きな割合を占めています。

飛行機に持ち込めない危険物やハイジャックされた時の対応法などを学んだり、消火器、酸素ボンベなどの使い方など保安関係を全体的に学習します。

下記は代表的な実践メインの訓練です。

ドアオペレーション
飛行機のドアの開け閉め、ドアモード(Armed、Disarmed)の変更を実践を通し練習します。
科目の中で一番基本的で重要な項目のため、少しでも間違えることは許されません。
ウェットドリル
飛行機が水面着陸した際に、救命ボートを出したり、溺れている乗客を泳いで救助したり、ボートの上で数日間過ごさなければいけない場合のサバイバルキットの使用方法などを実践を想定したプールで訓練します。ここでは泳がなければいけないため水泳の試験もあります。
プラクティカルドリル
機内の急激な減圧、水面着陸、地上への不時着など考えられる様々なケースを想定し、飛行機の模型の中でそれそれのケースに対応する実践試験を行います。最終試験のようなもので訓練とはいえ非常に緊迫した状況で正確に行動しなければならず、また「Heads down」など大声で叫ばなければなりません。

 

サービス関連

カートの動かし方、ミールの渡し方などサービス全般に関して学びます。CAというとサービスする仕事というイメージがありますが、サービス関連の講義は訓練全体の10%もありません。

訓練で学ぶというよりは、実際に飛行機でのサービスを通じて覚えていってねって感じでした。

おそらくこれはどこの航空会社も同じでサービス関連の講義は簡単にやって終わりだと思います。

 

OJT

地上での訓練が終わると実際に飛行機に乗ってCAとして乗務します。

OJT(On the job training)なので実際に乗務しながらパーサーや他のCAが色々教えてくれます。

OJTの最後は、ファイナルテストといって実際にCAとして乗務して一連の流れをパーサーに採点される試験があります。

弊社の場合、大体8回くらいOJTをした後にファイナルテストをします。

ファイナルテストに落ちてしまったら再度4回くらいOJTフライトをして再ファイナルテストをして合格できるまで受け続けなければなりません。

2回落ちて、3回目を受けたかったら4万円払わなければいけないなどという謎ルールもあったりします。

パーサーによっても厳しさが全然違うので、毎回厳しいパーサーにあたってしまい何回も落ちてしまう人も中にはいます。。

そのため優しいパーサー、怖いけど緩いパーサー、優しく見えるけど採点は厳しいパーサーなど一覧にしたパーサーリストが出回っている会社もあるそうです笑笑

OJTが終わったら晴れてCAとしてデビューできます!(長かった!)

 

入社前にしておいた方が良いこと

外資系航空会社の場合、特に英語のコミュニケーション力は上げておいた方が良いです。

会社にもよりますが外資系航空会社の訓練は韓国、中国などを除いて基本的に英語で行われます。

弊社はベトナムの航空会社ですが訓練はすべて英語です。

そのためTOEICがいくら高くても英語でコミュニケーションができないと訓練についていくのがかなりきついと思います。

あとは応急処置についてはインターネットで勉強できると思うので、事前に学習しておくことをおすすめします。

外資系航空会社では英語で専門用語を覚えることになるので先に日本語で知識をつけておけば英語で覚えるときも比較的楽になると思います。

また市町村でAEDの使い方や心肺蘇生法のやり方など講習があるので時間があればそちらに参加してみてください。

航空会社にもよりますが3レターコードを事前に覚えさせられることもあるそうです。

静岡空港はFSZ(Fujisan Shizuokaの略)など、3レターコードに込められた意味などを知ることができて結構面白いですよ。

サービスや保安系の内容は入社してからしっかり学べば問題ないと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

非常に幅広い内容を2,3か月という短い期間に集中的に学ぶので大変かとは思いますが、一生懸命勉強していれば基本的には合格することができるようになっているので心配しないでください。

入社前に準備できることもたくさんあると思うので、しっかり準備していけば訓練もスムーズにいくと思います。

特に英語に自信がない方は英語の会話練習をよくしておくと良いと思います。

DMM英会話などでオンラインレッスンを受講することもできます。

内定をもらっても気を抜かず夢に向かって頑張りましょう!

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